最近職場の昼休み時間に、社員食堂でちょっとした騒ぎがありました。
一人の男性社員が、昼食をすませてそのまま食堂の隅にあった机でうつ伏せなって寝てたら「金縛り」にあったと騒いでいたんです。
その騒ぎで、同じような経験をしたものが、俺も机でうつ伏せで寝てたら金縛りになるとカミングアウトするものが5~6人出てきました。
これだけいるとなると、これは何か共通点があるのではないかと考え私はその輪に入って、その経験者たちに色々話を聞いてみました。
机でうつ伏せになって金縛りになる人の共通点
金縛りになって大騒ぎしてた中で、同じような経験をしてる社員に話を聞いてみるとわかりやすい共通点がいくつか出てきました。
うちの会社は男性社員が多いので、これはあまり参考にならないと思いますが、机でうつ伏せで寝てて金縛りにあった経験があるのは「全員男性社員」でした。
その他の共通点を下にまとめてみると
<机でうつ伏せになって寝ていて金縛りになった経験がある社員の共通点>
①全員男性
②年齢は20代から30代
③交替勤務者
④生活が不規則
交替勤務者も常時昼間の勤務だけの社員より多いので、あまり参考になるデータではないかもしれません。
しかし、比較的若手の社員で、夜勤がある交替勤務をしてる男性社員であることが共通点として判明しました。
金縛りの原因から推測
金縛りは、若い人やオカルト的なことや心霊現象を信じるひとは、それが「霊的」なものであると思われているようですが、科学的というか医学的には金縛りは「睡眠麻痺」という位置づけになっています。
寝ているときに、体が麻痺して動かない状態になることが人間はあるとのことで、それを経験した人は自分が金縛りにあったと思われてしまってるようです。
それで、今回の騒ぎは食堂の机にそのままうつ伏せで寝ていたら「金縛り」になったということで、同じ経験をした社員が出てきたわけですが、おそらく「机でうつ伏せで寝ることは直接金縛りには関係ない」と思います。
金縛りになる原因というか、「睡眠麻痺」になる原因として、睡眠不足や不規則な生活、極度の疲労などが引き金となって発症するそうです。
これって、今回「自分も机にうつ伏せになって寝ていたら金縛りになった!」と告白した若手の男性社員全員が、それらの原因をかかえていました。
肉体労働の交替勤務で、夜勤明けにそのままパチンコ屋に行って夕方まで寝ずに遊んでいたり、彼女と一緒にしけこんだり・・・若いから夜勤明けでもそういうことができるわけです。
で、朝からの勤務に戻ると昼休みに昼食を食べたあと、食後の満腹感と疲労から猛烈な睡魔に襲われ、横になるベッドが社内にはないのでそのまま机にうつ伏せになって寝てしまい「金縛り」になる・・・・。
なって当然かもしれません。
真面目な社員にも調査してみた
ちょっと不まじめな男性社員が、机でうつぶせ寝して金縛りになっていたので、逆のタイプの男性社員にも聞き取り調査をしてみました。
無遅刻無欠勤で、交替勤務の随分前に出社して仕事一筋の若者に話を聞いてみました。
類は友を呼ぶといいますが、真面目な連中は真面目なやつらと群れています。w
それで、そのグループの若手の男性社員が社員食堂で固まっていたので、金縛りの話を聞いてみました。
そうしたら、8人全員が「金縛りの経験なし」という返答でした。
このグループで、一人だけ真面目なんですけど朝起きるのが苦手な社員がいたんですが、その社員が唯一金縛り経験グループのメンバーに近い生活スタイルをしてるようでしたが、基本的に誰一人金縛りの経験はないとのことでした。
その前に、まずこのグループの社員たちは昼休みや、夜勤の休憩時間に「寝る」ことはないと言ってました。
昼間の勤務のときは、外に出てキャッチボールやバドミントンをしたり、夜勤のときは控室で将棋やトランプをしてることが多いようです。
彼らはしっかり、毎日睡眠時間を確保してるので出社してから、「眠い」という状況にならないみたいですね。
これが当たり前なんでしょうが、若いと夜勤だろうが、寝ずに遊びに行く若者がいつの時代でもいるんですよね。
今回は、会社での休み時間に起こった出来事をネタに記事を書いてみました。