陶器の買取査定で撃沈!高価買取のための3つのポイント

生活

 

年末の大掃除のときに、使わない陶器や磁器を整理して別に分けて置いておいたのが、いつのまにか三ヶ月放置したままになってしまいました。

 

いらなくなったといっても、マグカップ3つと茶碗が2つです。

 

収納する場所がなくなり、どうしてもこの5点を不用品として処分することにしました。それで、先日地元のリサイクルショップに行く機会があり、ものは試しとその5点の陶磁器を買取ってもらおうと、査定してもらうことに・・・。

 

今回はその時のことにからめて記事を書かせていただきます。

 

香蘭社と深川製磁のブランド力は案外小さいの?


※写真はイメージです

 

今回地元のリサイクルショップに持ち込んだ陶器と磁器は、10年くらい前に佐賀県有田の陶器市で購入したものでした。

 

陶器のほうが、深川製磁のマグカップ3つと、磁器のほうが、香蘭社の茶碗2つでした。

 

正確な購入金額kは忘れましたが、深川製磁のマグカップが一つ3千円から5千円ぐらいだったと思います。

 

香蘭社の茶碗は・・・全然記憶にないですが一個こちらも数千円ではなかったかと思います。

 

これ陶器市の期間以外で購入すると倍ぐらいの値段がすると思うので、値引きなしで購入すると合計で2万円ぐらいにはなると思います。

 

それで、このいらなくなった陶磁器5点をリサイクルショップに持って行って査定してもらったら・・・・

 

5点で「200円」(笑)

 

一点40円との査定でした。w 有田では「三右衛門」とよばれる、「柿右衛門、今右衛門、源右衛門」に注目が集まりますが、深川製磁と香蘭社も全国的に知名度がある陶磁器ブランド・・・だと思うのですが、査定金額のあまりの低さに笑ってそのまま帰りました。

 

私は、自分で使っていたものは「いいものだ」という先入観があったのでしょう、リサイクルショップでの買取をあきらめて、ネットで売りに出してみようと考えました。

 

オークションサイトを調査して分かったある重要なこと

 

私がいらなくなった陶磁器を持ち込んだリサイクルショップは、地元だけしかない個人経営っぽいお店でした。

 

なので、対応してくれた店員さんも陶磁器に関しての知識がなくて、査定金額200円とか私にとっては馬鹿にしてるような金額を提示してきたのだと思ったのです。

 

それで、ネットで売ってみようと思って帰宅してからネットのオークションサイトで出品したら数千円ぐらいの値はつくだろうと甘い考えで調査してみたんです。

 

ヤフオクなどで陶磁器を探しているとき、私が今回売りに出したいような陶磁器が過去にどれぐらいの値段で落札されたのか、知らいたいと思って色々調べていたら、便利なサイトを見つけました。

 

その名も「オークファン」。結構有名なサイトのようで、オークションに出品される方はもちろん、ほしいものを買いたい人もこのサイトをチェックしてるようです。

 

■オークファン

買うときも売るときも オークファン -ヤフオクなどオークションの情報が満載
ヤフオク・楽天・amazonそれぞれのオークションやショッピングの商品を比較・検討できる「オークファン」。過去10年間のオークション落札価格・情報を網羅。カンタン出品・落札ツールなど、便利な機能を多数搭載!

 

こちらのサイトで、今回処分したい香蘭社の茶碗と、深川製磁のマグカップの情報がないか調べてみました。

 

世間知らずの私は、その現実を見て思わず落胆・・・・。

 

香蘭社というブランドで、湯呑みの5点セットが「100円」とか、見るからに高そうな銘の入った桐箱がそろってる花瓶が「100円」・・・。

 

明らかに私が地元のリサイクルショップに持ち込んだ品物よりも高額だと思われるものの、落札価格が100円とは・・・・

 

私にとって、香蘭社や深川製磁は結構な陶磁器ブランドだと思っていたのですが、実際売るとなると現実はこうなんだと、思い知らされたしだいです。

 

香蘭社や深川製磁のブランド力は全くないわけじゃ無かった!ある上手な出品方法

 

それで、少々落胆しながらオークファンのサイトを色々見ていたところ、検索結果の上のところに、条件を設定できるプルダウンメニューがありました。

 

「落札価格の高い順」、「落札価格の安い順」、「入札の多い順」「入札の少ない順」などが選択できて、条件通りに検索結果を並べ替えて表示してくれるようになっていることに気づきました。

 

それで、まず香蘭社と検索窓に入力して、条件を「落札価格の高い順」で検索してみると・・・

 

検索結果の上位に出てきたのは、まさに芸術品と言えるような香蘭社の陶磁器でした。見るからに購入すると数十万から100万円は超えるだろうと思われる品物が並んでいます。

 

しかし、それでも落札価格は数万円でした。

 

また「入札数が多い順」を指定して検索しなおしてみると・・・

 

「入札が多い」ということは、「人気がある商品」ということになります。香蘭社でどんな商品が人気があるのだろうと、検索結果を見てみると・・・・

 

人気があるのは

 

①生産時期が明治期などオールドタイプのもの

②湯呑みや茶碗などはセットになっているもの

③香蘭社だけでなく、他のブランドのものとセットで出品してるもの

 

以上、3つのことに気づきました。

 

①に関しては、やはり骨董価値が高いものには陶磁器のコレクター、蒐集家の注目が集まるでしょうから、入札数も増えるでしょうし、必然と落札価格も上がるんでしょうね。

 

また、②に関しては今回処分しようとした香蘭社のお茶碗はよくよく考えると5点セットになっていた気がします。(^_^;)

 

なので、セットになっているやつは数がそろってないと価値がグッと下がるんでしょうね。

 

最後の③については、これが今後私がネットのオークションサイトで出品したり、リサイクルショップで高値買取りしてもらうための一番の参考事例になるのではないかと思いました。

 

今回私は、香蘭社と深川製磁のものを5点リサイクルショップに持ち込み査定してもらったのですが、おそらくこれでは数が少なかったのではないかと思います。

 

これに、他のブランド・・・例えば「ノリタケ」や「ナルミ」といった日本のトップブランドのものや、海外の「ウエッジウッド」、「ロイヤルコペンハーゲン」、「マイセン」といったブランドのものをバラでもよいのでセットにして査定してもらうと、今回のような査定金額ではなくもっと高額の査定になったのではないかと思います。

 

またそういった人気ブランドのものをセットでオークションに出品するのも高値が付く傾向にあるようなので、私のように陶磁器を普通に処分するのではなく、なんとか少しでも高く現金化したいと思われる方は、今回私が調査した内容を参考にしてみてください。

 

私も家の中と、庭の物置の中をもう一度探してみて、セットで査定してもらって高値がつくようなものがないか動いてみようと思います。