10年ほど前、私は「網膜剥離」という眼の病気で地元の総合病院に3週間ほど入院しました。
その時、私は病院で出される食事を3食しっかり食べて、あとはベッドの上でゴロゴロしてました。
ところが!
退院するとき、家族から痩せた、痩せたと言われて、入院費や手術代を支払う窓口の横にちょうど体重計があったので、服を着たまま体重を計測してみたところ・・・
4kg減ってる!!!
えっ?なぜ?入院中3食しっかり食べて運動せずに一日ベッドの上でゴロゴロしてたのに・・・私は入院当初、こんな生活してたら絶対太るよなぁ~っと思っていたのですが、ところが予想に反して「4kg」も体重が落ちていて驚きました。
理由を考えたら、一つしかありません。
「病院の食事」が、私の体重を3週間で「4kg」落としてくれたんだと確信しました。それで今回はこの入院時の思いがけない「減量事件」についてお話させていただきます。
体重を落としたい時の食事:3週間入院して4kg落ちた経験で分かった事
私は3週間入院した時、身長が184cmで体重が82kgほどでした。若いころは、体重が70kg台の前半ぐらいでお腹もスッキリした体型でした。
それが年をかさねるごとに、お腹周りに贅肉、脂肪が蓄積されて見事な中年おっさんの体型になってしまいました。
そのことを自覚するようになってから、私も多くの方と同じようにダイエットにはげむようになっていました。チャレンジしたのが、「糖質制限ダイエット」、「ウォーキング」、「筋トレ」、「ストレッチ」など色々チャレンジしてみたものの、ほとんど体重は落ちずに結果が出ないので当然のように途中でドロップアウト。
自分でかなり頑張って、減量できた最高値が「1.6kg」だったと思います。とにかく、頑張ってやればやるほどドツボにハマったようになって、途中から全然体重が落ちないようになったのを覚えています。
そういった、ダイエットでの挫折の経験があったので、3週間入院して3食たらふく食べて、あとはベッドでゴロゴロしてただけで4kgもやせた事実は私にとってはかなり衝撃的な出来事だったのです。
人は、体重を落とすとき「運動」するか「食べる量をへらす」かのどちらかしかないと思います。
私の場合は、3週間で運動は全くしてないので必然的に後者が答えということになります。
要するに入院していたときの「食事」にすべての秘密があるとしか考えられません。
入院していたときに出ていた食事は、私の場合、何も制限されるものがなかったので塩分やカロリーなどもごくごく一般的なものだったはずです。
食事の量も、大柄な私が食べて全然不満がない食事の量でした。夕食などは、自宅で食べてた内容からするとかなり豪華なものでした。
しかし、この病院の食事をしっかり全部食べていて、私は4kgも3週間でやせたのです。
となると、この食事、見た目以上に「低カロリー」というか「カロリーをセーブ」してあったのでしょう。
要するに、管理栄養士さんがきっちり計算して調理された料理だったのです。
頑張って体重を落としたいなら、管理栄養士さんが作った食事を食べるのが吉!
私は3週間の入院で経験したことから、ダイエットや体重を落としたいのであれば「食事」が一番大事であり、管理栄養士さんがカロリー計算して作られた料理をきちんと食べていれば、辛いダイエットなど無理してやる必要ないと感じました。
このことは、すべての人にあてはまるとは思いませんが、ある程度若い方で体に筋肉がほどほどついて基礎代謝がそこそこあれば私と同じような結果になるのではないかと考えます。
私は身長が高く大柄な体格をしてますが、中学・高校と文化系のクラブ活動をしてて運動は全然やってません。
なので、筋肉量も同じぐらいの年令で身長体重も同じぐらいの人とくらべると多分筋肉量が少ないと思います。
その分、脂肪はかなりたくわえています。
そんな私でも病院の食事を3食しっかり食べてただけで、体重が4kgも落ちたのですから、管理栄養士さんが考えた食事の凄さを知らず知らず体感してたわけです。
きちんと、満腹感というか「満足感」を味わうことができる食事で、気がついたら体重が落ちていたって、これほど楽なダイエットってないんじゃないでしょうか?
ちなみに、私は現在体重が70kg前半です。20代の頃の体重に戻りました。体重を落とせたのはきちんとカロリー計算された食事を毎日食べたからです。
これ非常に楽な方法だと思います。ダイエットしたいと思ってる方、体重を落としたいと考えていらっしゃる方、ぜひこの方法ためしてみてください。
キツイとか根気とはかけ離れた、えっ?こんなことで・・・って感じを一度味わってみてください。
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