授業中のおなら対処法。嫌な「ニオイ」と「音」私はこうやって解決した!

健康

 

昔からことわざで「出物腫れ物所構わず (でもの、はれもの、ところかまわず)」といいます。

 

その代表格といえるのが「おなら」ではないかと思います。私は、中学生、高校生のころにこの「おなら」に悩まされた経験をもっています。

 

授業中になにかテストのような感じで、クラスのみんなが静かに答案用紙に何か書いているような静かな時間・・・。

 

そんな時にかぎって私はおならが出そうになって我慢に我慢をして、テストに集中できない時間がつづき、最後にはとうとう我慢できずに「ぷ~っ!」と出してしまったことが何度もあります。w

 

恥ずかしさマックス。穴があったら入りたいとは、まさに授業中におならが出てしまったときです。

 

それで、私は高校1年のあるころからこの授業中のおならの対処法について真剣に考えたことがあり、試行錯誤してこの恥ずかしい悩みから開放された経験があるので今回はその時のことについて書かせていただきます。

 

きっと今でも同じことで悩んでいる中高生はいるはず。そういった方々の参考になれば幸いです。

 

まずは授業中におならが出る原因の仮設をたてて対処法を考える

 

高校一年の夏のこと私は授業中におならが出る対処法について考えだしました。その時点では何も知識がなかったので、学校の図書館に行ったり、地元の図書館でおならのことについて色々調べてみました。

 

そして、様々な書籍を読み漁っていくうちに「おならが過剰に出る原因」がいくつかわかってきたのです。

 

当時、ノートに色々書いていたのですがそのノートも現在手元にないので記憶に残っているものだけ書くと

 

①早食い

②猫背

③野菜不足

④偏った食事

 

まだほかにもあったと思いますが、現在覚えているのは以上の4つです。

 

それぞれ少し詳しく説明させていただきます。

 

なぜ「早食い」がおならの原因になるのか?

 

私は子供の頃からかなりの「早食い」でした。体が大きいほうだったので、とにかく食事のときはご飯をがっついて口の中にかきこんでいました。

 

この食事の時に、早食いだと食べるスピードが早いので飲み込む時に、食べ物だけでなく「空気」もいっしょに飲み込んでしまうんですね。

 

その食べ物と一緒に飲み込んでしまった「空気」は食堂を通って胃の中に食べ物と一緒に到達します。

 

食べ物は消化液などで徐々に分解されていきますが、一緒に飲み込んだ「空気」は消化も吸収もすることなく、胃の中から腸の方へ移動するわけです。

 

そういった空気が徐々に溜まって大腸まで到達すると、腸の中にいる菌が発生させる臭いガスとともにおならとしてお尻から出てしまうんですね。

 

ということは、早食いで食物と一緒に飲み込む「空気」の量が多いほど、ガスの量もふえて「おなら」の回数も増えてしまうことになります。

 

私は、このケースの対処法として「食事の時はゆっくりかんで食べる」ことにし、すぐ実践した記憶があります。

 

これが、もう「早食い」が体にしみついてしまっていたから、なかなかゆっくり噛んで食べれるようになるまで時間がかかりました。

 

猫背だとおならが出やすくなる!

 

私は高校1年の身体測定で身長がすでに180cmを超えてました。なので、学校の教室にあった机と椅子は私の体には合ってなくて、かなり窮屈な感じだったと思います。

 

なので、どうしても授業中にノートをとったり、テストの時に答案用紙に答えを書くとき、大きな体を丸めて「猫背」になって字を書いていました。

 

この猫背になると、必然的に下腹部に力が入り、圧迫した状態になります。

 

そうすると、お腹の中に溜まっているガスが猫背による圧力で外に押し出されようという状態になります。となると、次は「プ~っ」とおならが出てしまうことに。

 

テストの時や、授業中におならが出やすいのも理解できます。あと、猫背になると腸の「蠕動運動」もさまたげることになり、便が停滞して腸内細菌が悪臭たっぷりのガスを作り出すことに。

 

なので、猫背はおならには大敵なんです。

 

私はそのことを知って、担任の先生に言って机と椅子の高さを上げてもらうようにお願いして自分の体にあった高さにした記憶があります。

 

それで、授業中は猫背にならないように気をつけ、なるべく椅子に浅く腰掛けて背筋を伸ばすようにしてました。

 

これも、食事のときに「よく噛んで」食べるのと同じで、猫背の癖がついていたので、正しい姿勢で45分いるのがキツかった記憶があります。

 

野菜不足は食物繊維不足につながる

 

我が家は、母親が料理が苦手だったので食事や弁当も冷凍食品など調理が簡単なものが多かったように思います。

 

そうなると当然のことながら野菜不足になっていました。特に緑黄色野菜や葉物野菜はほとんど食べてなかったように思います。

 

野菜不足になると食物繊維が不足することにつながり、ひいては便通に悪影響が出て最悪便秘になったりするケースも。

 

当時の私はその典型で、便通は2~3日に一回ぐらいでした。このお通じが悪くなると前項の要因と同様に、腸内環境が悪化して臭い臭いガスがたまり「おなら」が頻繁に出るようなことに繋がることにもなりかねません。

 

なので、私は母親に食事のときに野菜をもっと多く取り入れるように頼んだのですが、もともと料理が好きではなかったので、なかなか実践してもらえませんでした。

 

それで私は母親はあてにできないと考えて、食物繊維がたっぷり入っている「ファイブミニ」を代わりに毎日飲ませてもらうように頼んで実践するようになりました。

 

 

若者特有の偏った食事

 

当時の私は、体が大きかったこともあり食事の量もそれに比例してかなり多かったです。

 

晩御飯のときに、ご飯はたいてい大きな茶碗に3杯は食べてました。

 

それと、おかずが「肉類」にかたよってしまっていて、特に冷凍食品の「からあげ」と、近くのスーパーの惣菜コーナーで売られていた「からあげ」は相当食べました。

 

肉類ばかり食べていると、おならが臭くなることを知って、それから私は肉類を減らすおなら対策のための食事をするようになりました。

 

が、すでに書いているように母親が料理が苦手で色々注文も聞いてもらえなかったので、少し考えました。

 

それで関連書籍を読んでいたら、偏った食事もですが、当時の私というかうちの家族は乳酸菌などの腸に良いと言われているものが圧倒的に不足してたんです。

 

ヨーグルトなども全く食べてませんでしたし、乳酸菌が含まれているようなものを全然摂取してなかったので、このあたりの食材を食事の中に取り入れていこうと考えました。

 

それで私が食事に取り入れたのが

 

・納豆

・キムチ

・ヤクルト

 

手軽に始められて、長続きするようなものと考えて上の3つを選びました。

 

納豆やキムチは納豆菌や乳酸菌など腸にとって良いとされるものが含まれているし、野菜不足の解消にも少しは貢献できるかと思って始めたしだいです。

 

で、これが最初私は、納豆とキムチを別々に食べていたのですが、ある時「納豆」中に「キムチ」を入れて食べてみたところ、これがめちゃめちゃ美味しくて、それ以降ご飯の量がさらに増えました。(笑)

 

あと、ヤクルトは母親に言って宅配してもらうようにして他の家族と一緒に朝から一本飲むようにしました。

 

自己流おなら対処法の結果

 

冒頭で書いたように、高1の夏休みの前半から色々図書館で調べて、上記4つのことを生活に実践しだしたのが、お盆休みのあとの「後期の補習授業」が始まった頃からでした。

 

最初の頃は、おならが授業中に出る回数はあまり変化がないような気がしてたのですが、夏休みが終わって二学期の授業が始まったころぐらいから、「あれ?おならが授業中に出なくなった」と感じるようになりました。

 

4つのことを同時に始めたので、どれが授業中におならが出ないようにするに適した対処法だったのかは、分かりませんが、その高1の二学期以降ずっと現在までその生活は続けています。

 

あっ!それとこれを実践していてもう一つの副産物というか良いことが、トイレで便をしたときの強烈な臭さが消えたことです。

 

実践するまでは、朝トイレで排便するとかなり臭いニオイがトイレの中に充満してて、よく妹からクサイと言われていたのですが、気がついたらその妹からのクレームもなくなっていました。

 

腸内環境が改善されたんでしょうね。

 

以上のようなことで、私が高校一年の頃に授業中におならが出るのが嫌で、色んな本を読んで考えた対処法を紹介させていただきました。

 

おそらく、今現在も授業中におならが出て困るという方は結構いらっしゃると思います。そういった方の参考になれば幸いです。