柔軟剤の香害:子どものいじめに繋がっているケースも!

生活

 

香害(こうがい)という言葉をご存知でしょうか?

 

香水や香りの強い柔軟剤が周りにいる人に対して「害」を与えているケースのことを言います。

 

ご自身ではいい香りと思っていても、他の人にはその香りは単なる強烈な鼻を突く「におい」でしかないことは、そうそう珍しいことではありません。

 

特に、近年は柔軟剤のブームというか、海外製品などがスーパーやホームセンターにも数多く並んで、香りの強い柔軟剤を使用される方が増えました。

 

それにつれて、全国各地で香害が発生しているようです。

 

今回はそんななかでも、「子供のいじめ」につながっているケースを耳にしたので、微力ながら警鐘を鳴らす意味合いも含めて少し記事を書かせていただきます。

 

香りフェチのママは家族全員の服を海外製の柔軟剤で仕上げていた

 

私の妹の職場の同僚で小学校2年になるお子さんがいらっしゃる方の話になります。妹と年が近く、自宅も割りと近くで職場が一緒なのでよく話をするそうです。

 

その同僚のママさんは、妹が現在の職場に入ったころから、香水の匂いが強くて結構職場では影で色々言われていたようです。

 

接客するような職種ではなく、一旦始業となると各自職場に三々五々散らばるそうなので会社側からも「匂い」については注意などなされていないそうです。

 

そのママさんが、先週うちの妹に娘さんが学校でいじめられているようだと相談してきたそうです。

 

どうも元気がなく同じクラスで仲の良い友達も最近いなくなってるような話をしてたそうです。

 

それで、本人に話を聞いても口を閉ざして何も話してくれないそうで、一度担任の先生に相談してみようかと考えているそう。

 

それで、妹が色々話を聞いてた別の日にそのママさんが近所のホームセンターでお気に入りの柔軟剤が安売りしてるから、今日は速攻で退社するような話をしてたそうです。

 

その話を聞いて妹が、どの柔軟剤なのかスマホでそのホームセンターのチラシをチェックしてたら、確かにその日に売り出しになって安くなっている柔軟剤があったそうなんですが、その柔軟剤が海外製で「香りが強い」タイプのものではないかと思ったそうです。

 

そのことを、そのママさんに告げると「そうその柔軟剤の香りが長持ちしていいのよ」と・・・しかもその柔軟剤で家族の洗濯物全部洗っていると・・・

 

その香りを気に入っている本人の衣類だけならまだしも、ご主人やまだ小学生の娘さんの衣類までその強烈な香りの柔軟剤を使って洗濯をしてるとは妹も驚いたそうです。

 

それで、一旦そこで話は終わって仕事にもどったそうですが、妹がそのママさんの話を聞いて仕事をしながら考えていたら

 

「ひょっとして、娘さんが『いじめ』られているかもしれないって柔軟剤の香害が原因なんじゃ?」

 

そう思って、その日の仕事が終わって、安売りをしてるホームセンターに急いで行こうとしてる同僚のママさんを捕まえて「娘さんがいじめられているかもしれないって柔軟剤が原因じゃないの?」と話したそうです。

 

そうすると、その同僚ママさん表情が変わって・・・そのまま退社したそうです。

 

妹は直接娘さんに会って確認

 

妹は、仕事が終わって車で帰宅してる途中、ちょうど小学校の下校時間であることから、その同僚のママさんの自宅前に車をとめて娘さんが帰ってくるのを待ってたそうです。

 

妹とその娘さんは小さいころから面識がありお互い既知の仲。それで、しばらく待っていると娘さんが帰ってきたので、別の同僚からおみやげでもらっていたお菓子をお母さんに渡すの忘れたと言って、しばらく自宅の前で話をしたそうです。

 

その時に、さりげなくその娘さんに近づき鼻をさとられないようにクンクンしてみたところ、想像通り小学生の服とは思えないゴージャスな香りがしたそうです。

 

その柔軟剤の香りを確認して妹は、「あれ?洋服ものすごくいい匂いするね?結構匂いが強いから学校でまわりの友達から何か言われない?」と単刀直入に尋ねてみたそうです。

 

そうすると、その娘さん首をコクりと前に倒して・・・倒したまま涙ぐんでいたそうです。

 

その姿を見て、妹は完全に柔軟剤が原因でいじめのようなことを学校でされてるんだと確信したそうです。

 

帰宅したママにその事を告げた妹

 

それで妹たちが自宅前で立ち話をしてたら、ホームセンターで安売りをしてた柔軟剤をゲットしてきたママが帰ってきました。

 

で、妹は娘さんだけ家に先に入っててと告げて、帰ってきたママにそれまで自宅前で娘さんが話してくれたことを伝えました。

 

妹は香りの強い柔軟剤で娘さんが学校でいじめられているみたいよと強めの口調で伝え、小学生の服からあの強烈な香りがするのちょっと異常だと思うと、少し言い過ぎた感じのことをそのママさんに話したそうです。

 

で、ママさんは重たい口を開き、うすうすそうじゃないかと感じていたと・・・。なので、今日会社から退社するときに、妹から柔軟剤の話を聞かされたときに、図星ではないかとドキッとして顔色が変わったみたいです。

 

娘さんは優しい性格で、ママが好きなんだから我慢して黙っていたようです。

 

妹は、娘さんだけじゃなくご主人もひょっとしたら会社で何か裏でコソコソ言われてるんじゃないかと同僚ママに追加で話したそうです。

 

娘と主人に今夜話してみて、それでこの柔軟剤使うのやめる、と言って安売りで買ってきたそのお気に入りの柔軟剤を妹に手渡したそうです。

 

妹は、その柔軟剤の代わりに自宅にあった日本製の無香タイプの柔軟剤をそのママに渡したそうです。

 

妹はその強烈な香りの柔軟剤を使うのかと聞いたところ、お風呂のバスマットやキッチンマットを洗うときに使ってみると言ってました。

 

たかが柔軟剤ですが、これが原因で子供のいじめにもつながるようなので、柔軟剤フェチの全国のママさん、お子さんが学校で香害の源にならないように、ご注意ください。