布団の除湿:繰り返し使えるシリカゲルを使った我が家のやり方

生活

 

梅雨の時期から、高温多湿になる夏場になると「湿気」への対応が必要なご家庭も多いことかと思います。

 

我が家も、一部屋湿気がこもる部屋があって、その部屋の押入れに入れている布団の除湿には長年頭を痛めてきました。

 

しかし、ある鉄鋼会社に勤める知人の方から、除湿に関するある方法を聞いて、我が家ではその方法を以来駆使して押し入れの布団の除湿に対応しています。

 

今回は、その我が家がやってるその方法についてご紹介していきます。

 

何度も使えるシリカゲルは押し入れの布団の除湿には最適

 

鉄鋼会社で仕事をしてる知人の方が、家庭内での除湿についてあるアドバイスをしてくれました。

 

使用するのは、お菓子の袋などに湿気対策で入っている「シリカゲル」です。

 

鉄鋼会社では、このシリカゲルを袋につめて、鉄板がコイル状になったものの中に入れて鉄板が湿気で錆びるのを防いでいるそうです。

 

この袋に入ったシリカゲルは時間が経過すると空気中の水分を吸収するのですが、コイルの中に入っているシリカゲルを回収して、中身を出して電気釜のようなもので加熱しシリカゲルが吸収した水分を蒸発させるそうです。

 

そうすると、水分が抜けきったシリカゲルはきれいな「青色」になり、その再生されたシリカゲルを再度袋につめてコイルのサビ防止に使っているとのことでした。

 

これを、自宅の除湿にその方は活用されているそうです。シリカゲルは何度も加熱して再利用できるので、ホームセンターなどで市販されている「除湿グッズ」を何度も購入する必要がなく、経済的でもありエコにもなるとのお話でした。

 

シリカゲルを使った具体的な押し入れの布団の除湿方法

 

まず、用意するのは「シリカゲル」と、それをつめる「袋」です。。

 

先程書いた、お菓子の袋に入っているシリカゲルでも同じように出来るそうですが、まとまった量を集めるのが大変なので、市販されている1kg入りのシリカゲルを用意します。

 

 

今、確認したらアマゾンや楽天で1キログラムで800円ちょっとで販売されています。

 

一般のご家庭であれば、1kgあれば十分だと思います。押入れの除湿用に使っても、かなりの量が余ると思うので、私の家では押し入れのほかに、クローゼットの中や下駄箱の中にも入れています

 

うちの奥さんは冬場使ったブーツの中にも、このシリカゲルを入れてるようです。

 

シリカゲルは、商品の説明欄にも記載がありますが、色が変わったら電子レンジで加熱して水分を飛ばし、何度でも利用可能となっています。

 

シリカゲルを詰めるものの用意

 

そして、シリカゲルを実際につめるものですが、この方法を教えてくれた知人の方は、奥さんがお手製の布製袋を作られて、その中にシリカゲルを入れて必要な場所に置いて使われているそうです。

 

梅雨の時期などは、お部屋のインテリアに合わせた布を使った袋にシリカゲルをつめて、オブジェのようにしてお部屋の片隅においてらっしゃるとのことでした。

 

で、我が家はどうしたかというと・・・・

 

うちの奥さんは裁縫が苦手で、なおかつ面倒くさがりなので、袋など作れないと・・・。w

 

なので、代用品が何かないかと探しました。最初知人の方がお話されてたような布製の袋を探してみたのですが、これが適当なやつが見つかりません。

 

地元のホームセンターや衣料品店などを回ってみたのですが、見つけることができませんでした。

 

で、しばらく見つけられない状態が続いていたのですが、うちの奥さんがスーパーで買い物してるときに、お茶の葉を入れる「お茶パック」に目がとまり、それを使うことに。

 

 

こちらもアマゾンや楽天で上記のような60枚入りのやつが100円ちょっとで販売されています。

 

このお茶パックを使ったことがない方は、こんなものにシリカゲルを入れて使うと、中身が外に出てしまうのでは?と思われる方もいるかもしれませんが、一度使ってみると中身が出ないように折り返して使うようになっているので、大丈夫です。

 

シリカゲルを入れ替える時、お茶パックは新しいものに交換がおすすめ

 

我が家で、シリカゲルを詰めるのにお茶パックを使うようになったのですが、最初のうちはシリカゲルを電子レンジで再生して「再度同じお茶パック」にシリカゲルをつめていました。

 

しかし、ある時詰め替えをしてた妻が、「あっ、これはお茶パックも湿ってる」ということに気づき、それからシリカゲルを再生したあとは、新しいお茶パックを使用するようにしてます

 

これは、最初から推測できたことなので、最初からそうするべきだったと反省してます。

 

あと、お茶パックの保存先も乾燥した場所でないとお茶パックが湿気を吸ってしまうので注意が必要です。

 

うちの奥さんは、乾燥してる場所ということで最初冷蔵庫に保管してたそうですが、夏場に冷蔵からお茶パックを取り出すとすぐに「結露」して水分がお茶パックについてしまうので、全然ダメでした。

 

少し考えれば分かることだと思うのですが・・・・

 

実際に押入れにシリカゲルを配置して布団の除湿をやってみた

 

実際に我が家の一番湿気がたまる押し入れに、用意したシリカゲルの袋を設置してみました。

 

この押し入れは湿気が貯まるので、下に「すのこ」を置いてその上に布団を収納してます。

 

なので、「すのこ」の下にシリカゲルを最初6個ほど設置して、上の段にも同じように「すのこ」の下に6個シリカゲルを置いてみました。

 

これで、かなり布団の除湿は効果があったようですが、このシリカゲルを再生するのが面倒くさい奥さんは再生回数を減らすために追加でシリカゲルを押入れの中に設置しました。

 

それが、2L入りのペットボトルの下の部分をカットして、その中にシリカゲルを投入して押し入れの左右に設置してます。

 

これだと、再生するのは、そのカットしたペットボトルをそのままレンジまで持っていき、耐熱皿に移しレンジでチンするだけなので、袋の詰替がなくて楽です。

 

ある程度で、お茶パックのシリカゲルは再生して袋を詰め替えると、うちの奥さんは言ってましたが、はたしてきちんと実行できるのか・・・?w

 

今回は、以上のようになります。