大阪にいる親戚の子が、昨年出来ちゃった結婚をして、秋も深まるちょうど去年の今頃の時期に出産しました。
ここ一年、外出するときは電車かタクシーを利用してたとの事ですが、子供が1歳を迎え部屋が手狭になってきたとのことで、少し都心部から離れた郊外に引っ越しました。
それにともない、電車での移動が少し厳しくなり子供と一緒に車での外出をしようということになり、それにともないチャイルドシートの購入を考えているとのこと。
しかし、出産と引っ越しと出費がかさみチャイルドシートを購入するのに二の足を踏んでいるそうで。なんとか、安く買う方法がないかと身内に相談してきたそうで、それで我が家にも何かいい方法ないかと相談の電話がかかってきました。
親元にチャイルドシートを購入するお金をせびるのではなく、何とか安く買う方法がないかと考えているところが、なんとも健気で今どきの若い世代の人たちとは一線を画すようで私も応援したくあいなりました。
この手の調べ物は嫌いではないので、今回はチャイルドシートを安く買う方法について調査してみました。
チャイルドシートを安く買う方法を調べて分かった5つの事
チャイルドシートを安く買う方法について調べようとしたとき、調べる人によって様々なアプローチがあるように思います。
一番オーソドックスな方法として、ネットを利用した場合だと、アマゾンや楽天などの総合ショッピンサイトで「チャイルドシート」というキーワードを検索窓に入力して検索結果を値段の安い順に並べ変えれば「安いチャイルドシート」を見つけることができ簡単に買うことができます。
この方法は現代の世の中誰しも思い浮かぶような方法なので、それ以外の方法について今回はご紹介していきたいと思います。
では順番に見ていきましょう。
リサイクルショップでの購入
まずは、新品のチャイルドシートでなくてもよいという方向けに、リサイクルショップでの購入について。
これは、私の地元のリサイクルショップだけかもしれませんが、地元に何軒かあるリサイクルショップにたまに足を運ぶと、かなりの確率で「チャイルドシート」を見かけます。
私が住んでいるエリアは地方の田舎町なので車は各家庭必須で、買い物はもちろん何か外に出るときは、ほとんど車での移動になります。
そうなると、お子さんがいらっしゃるご家庭では必ずといっていいほど、車にチャイルドシートがついていて、それが買い替えやお子さんが大きくなったなどの理由でリサイクルショップに持ち込まれるのではないかと思います。
パット見、汚れたり破損してるような商品はないようなので、中古のものでも良いという方には一度リサイクルショップをあたってみる価値はあるのではないかと思います。
我が家はチャイルドシートではないのですが、以前母親の介護用に椅子を購入しようとしたことがあったのですが、介護用品の専門のショップで購入しようとすると簡単な作りの椅子なのですが一脚「2万円ちょっと」してこれは高いとリサイクルショップに足を運びました。
そしたら、偶然にも似たような介護タイプの椅子が「1,080円」でリサイクルショップであったのです。少し使用感はあったものの壊れてもいなかったので、その椅子を購入しました。
日本人の習慣として、物を大事に扱うという国民性みたいなものがあるので、そのあたりが身に染み付いている方であればチャイルドシートのリサイクルショップでの購入も抵抗がないかと思います。
自治体の助成金・補助金制度を利用する
つぎに、チャイルドシートを購入するさいにお住まいの自治体が助成金や補助金を給付してくれる制度についてご紹介しておきます。
この制度は、お住いの自治体でチャイルドシートを購入する際に、補助金や助成金が出るというものです。この補助金、助成金をもらうことでチャイルドシートを実質的に安く買うという算段になります。
しかしながら、このチャイルドシートの補助金、助成金制度というのが今現在実施している自治体が非常に少なくなっています。
国の財政難(実際は財政難ではないのですが・・・)により、地方への交付税などが減らされて各自治体で独自採算でやるような方向性になって、この手の補助金や助成金の制度が各自治体でなくなってきています。
今回調べた感じでは、都心部よりも地方で過疎化防止のために子育て世代向けに、この手の補助金や助成金制度を残しているところがあるようです。
2019年11月現在私が調べた範囲では富山県の砺波市や南砺波市でチャイルドシート購入補助金支援制度があり、また新潟県の加茂市や燕市でも補助金制度があるようです。
気になる方は、お住いの自治体のホームページを確認したり、直接自治体に電話して担当者に詳しくお話を聞いてみられるとよいかと思います。電話で話を聞くと、補助金制度以外に無料・有料での買い出し・レンタル制度があったりとか他の情報を得られるかもしれないのでトライしてみてください。
販売店の商品入れ替え時を狙う
巷にあふれるあらゆる商品は、その多くがある一定のサイクルで店頭から姿を消し、新しい商品が陳列棚に並びます。
昔から長い間、変わらぬ味とか見た目で多くの人に親しまれている商品もありますが、それは極めて稀なケースだと思います。
チャイルドシートに関してもご多分に漏れず、ある人気のモデルの商品があったとしても、それはやがて新しいモデルの商品と入れ替わります。
そうすると、新旧の商品が店頭で入れ替わるときに古いモデルは大抵値段が下がります。特に新しいモデルが発売されたあとだと、かなり値段が下がるケースもあります。
店側としては、新しいモデルが発売されたら古いモデルと入れ替えて店頭に並べたいところです。なので、少し利益が減っても販売価格を下げて売ろうとするのです。
なので、こおの新旧のモデル入れ替えの時期を狙って購入すると、チャイルドシートもかなり安くで買えるかと思います。
問題はその入れ替え時期の情報ですね。なので、地元のベビー用品などを販売しているお店に通って、店員さんに直接事情を説明して入れ替え予定があれば連絡してもらうようにお願いしておくのも一つの手だと思います。
全国展開してるお店などでは、メール会員登録などしておくとこの手の情報が逐一メールで送られてくるので、情報を得やすいかと思います。
あげます・譲りますサイトの活用
これは別の記事でも何か書いたような気がするのですが、ネット上に存在する「あげます・譲りますサイト」を活用してチャイルドシートを安く買う方法も一つの手ではないかと思います。
この種のサービスは、今回のケースであればチャイルドシートを使っていた人がいらなくなったので、「あげます・譲りますサイト」で「チャイルドシート使わなくなったので譲ります」と情報を発信すると、チャイルドシートがほしい人が連絡をしてきて、個別に話し合いをして条件があえば商品を譲り、一方では貰い受けるといった感じで取引がなされます。
私が知ってる範囲では、この分野では「ジモティ(http://jmty.jp/)が一番有名かと思います。
ジモティの場合、無料で譲りますというケースと、有料で譲りますというケースがあります。各都道府県別に検索が可能で、お住いのエリアに希望する商品がなかったら近隣のエリアを指定して検索してみると希望の商品がヒットするケースもあるかと思います。
あとジモティの他に
■アゲマス http://agemasu.jp/
■ガレージセール http://gsale.me/
■エコマ http://eco-ma.com/
このようなサイトもあるので、それぞれチェックしてみるとよいでしょう。
ネットフリーマーケットの活用
今回の調査をしていて、うちの奥さんが真っ先に言い出したのがネットのフリーマーケットの活用でした。
私は全くやったことがないのですが、うちの奥さん一時期メルカリにハマっていた時期があって自宅にあるものをことごとくメルカリで売りさばいていたようです。
メルカリはその利用人数が多いということもあり、また知名度もかなりあるので子育て世代のママさんがアプリを使用して上手に活用されているようです。
なので、チャイルドシートなども探してみると新品に近いような状態のものがかなり安い値段で出品されていることもあるとか。
そういったものを見つけられると、かなり安い価格でチャイルドシートを買えることになるかと思います。
メルカリのほかには有名どころでは楽天が運営しているラクマがあります。
■ラクマ https://fril.jp/
チャイルドシートを安く買う上での注意点
なんとか、安くチャイルドシートを買うようにと色々調査してると、私がそうだったのですが、「安く買うことばかり考えて」しまって重要なことを忘れてしまっていることがあります。
そこで、チャイルドシートを安く購入しようとしてついつい陥ってしまう注意点について少しご紹介しておきたいと思います。
安いチャイルドシートを見つけたがマイカーに適合してなかった
チャイルドシートを安く買おうとして失敗する一番のケースが、見つけた安いチャイルドシートが赤ちゃんを乗せる車に「適合してなかった」というケースではないかと思います。
なので、安いチャイルドシートを見つけた場合、その商品が自分が運転してる車に適合しているか必ずチェックしましょう。
チャイルドシートのメーカーでは、ほとんど各商品ごとに「適合車種」の情報を公開しています。
なので、安いチャイルドシートを見つけたらまずそのチャイルドシートのメーカーを確認して、そのメーカーのホームページをのぞいてみてください。
ホームページ上で各チャイルドシートの適合表を公開してるかとおもいますので、検索して探してみてお目当ての商品が自分の車に適合してるか必ずチェックしてから購入するようにしましょう。
もし適合表がない場合は、直接メーカーに問い合わせてみましょう。また、メーカーが不明な場合はいくら安くてもそのチャイルドシートの購入はひかえた方が無難だと思います。
一番重要な安全性に問題がないかどうかの確認
現在の日本において、乳幼児を車にのせるときにはチャイルドシートの着用が義務付けされています。
チャイルドシートの義務化は、万が一事故が発生した場合に子供を事故から可能な限り守るために義務化されたものだと思いますのでその子供を守るためのチャイルドシートは事故に耐えうるものであって、かつ乳幼児の体をしっかりガードできるものでなければなりません。
となると、今回の記事の趣旨であるチャイルドシートを安く買うことを目的として商品を探していると、極端に安い商品に出くわすことがあります。
海外の製品で、どこの国のものとはいいませんがとにかく安いものがあります。ネットだとその安いチャイルドシートを直接生産国から取り寄せることもできたりするようなのですが、果たしてそのような製品で万が一の事故のさい大切な子どもたちを事故から守ることができるのでしょうか?
はっきりは分かりませんが、そのような安価な製品は粗悪な素材を使用して生産されているように思うので、耐久性や耐荷重などの部分で十分な強度があるのかと疑問を持たざるをえません。
その疑問を払拭するためのものとして「安全基準マーク」というものがあります。
チャイルドシートを安く買うために、この安全面をおろそかにするのは賢明な判断だとはいえません。なので、安い商品を見つけたときにはその商品に「安全基準マーク」がついているかどうかを確認すべきかと私は思います。
それは、あなたのお子さんのためでもあります。
国土交通省ではこのチャイルドシートの安全基準マークについてサイトで説明していますので、ご存じない方は購入前に一度「安全基準マーク」についてチェックしておくことを強くおすすめします。
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