先日祖父の自宅に行ったときのこと。自宅横にある駐車場に、洗車用に水道が引いてあるのですが、その水道の下に置いてあるバケツの中に大量の「空き瓶」が水につけてありました。
私はその空き瓶を見て、瞬時に祖父にこの空き瓶どうするのか尋ねたんです。
そうすると、空き瓶を捨てるために空き瓶に貼られている「シール」を剥がすために、バケツの中の水につけているとのこと。
しかも、空き瓶を水につけている時間が2週間以上も経過してるとかで・・・。私はそれを聞いて、祖父にもっと短時間で空き瓶のシールを剥がす、剥がし方があると伝え、その方法を伝授しました。
私がいつもやってる空き瓶のシールの剥がし方
私が、祖父に伝えた「空き瓶のシールの剥がし方」なんですが、以下の手順になります。
①とりあえず空き瓶についてるシールを剥がす。
②剥がし跡が残っている部分を水に浸しながら「スチールたわし」でこすって取り除く。
私がやってるのは、上記の方法になります。最初①の段階で、自身の手で直接シールを剥がすのですが、大抵の空き瓶はシールを糊で貼ってあるので、その部分が剥がした時に「残ってしまう」ケースが多いです。
こうなるので、うちの祖父のように水をためたバケツなどに空き瓶をつけておき、糊の部分が水でやわらかくなってから、シールを剥がすという人がかなりいらっしゃると思います。
私はその時間と手間を考えると、最初に大雑把でもよいので、シールを剥がして、あと「残った部分」は「スチールたわし」で擦り落とす剥がし方が短時間ですむので、おすすめです。
スチールたわしを使うと、シールの残った部分は水に少しぬらしてこするとすぐに落ちます。
また、シールが剥がれずに丸々残ってしまっていても、少し水にぬらしてスチールたわしでこすってあげるとキレイにとれます。
この方法を私は祖父に説明して、実際にやってもらったところ、後期高齢者の祖父の力でも空き瓶のシールがかんたんに剥がすことができました。
空き瓶のシールを剥がす前に、まずはチェックを!
あと、うちの祖父も知らなかったのですが、そもそも
「シールを剥がす必要がない空き瓶がある!」
ことを知らない人が多いように思います。お住いの自治体から、ゴミの出し方で「空き瓶のシール」は剥がして、指定の袋に入れて出すようにと決められているので、空き瓶に貼られてあるシールは全部剥がす必要があると思っている方が多いように思います。
しかし、最近というか近年は「シールを剥がす必要がない瓶」があるんです。
一番有名なのは「オロナミンC」の空き瓶ですね。今回の祖父の自宅のバケツにもオロナミンCの空き瓶が入ってました。
しかし、祖父同様にオロナミンCの空き瓶に貼ってあるシールは「剥がして」、空き瓶回収日に出さないといけないと思われている方が非常に多いように思います。
オロナミンCを製造してる大塚製薬の公式サイトには、そのことが記載されています。
■大塚製薬公式サイト「オロナミンC」
「飲み終わった後のラベルをリサイクルのために分別したいのですが、処理の方法を教えてください。」

なので、これから空き瓶のシールを剥がすときには、シールに書かれている事をよく読んで「シールを剥がす必要があるのかないのか」を確認してから、空き瓶のシールを剥がすようにすることをおすすめします。
うちの祖父にも、このことを話したところ「全く知らなかった」と驚いてました。これまで随分無駄なことをしてきたと、笑っていました。